春の野草酵素

 

鮮やかな緑の芽吹きの季節。


一年の半分が雪に閉ざされる北の大地、この季節の緑の神々しいこと! この春の芽吹きのパワーを食べたくて山菜採ったり、さらに保存したくて毎年、タンポポ酒とか冷凍よもぎとかを作ってました。でも、最近、春のエキスを閉じ込める素敵な方法に出会って、ハマり中です。


春の野草で作る手作り酵素!


野草1キロに1.1キロの白砂糖でできる超かんたん、かつ美味しい手作り酵素。


使う野草は植物ごとにいろいろな酵素があるので、種類は多ければ多いほどいいそう。毒草を入れなければ、牧草なんかもいいようです。現代人は農薬づくし、殺菌、消毒済みのものばかり食べて、酵素不足になっているので、酵素パワーを取り込むことは健康改善に大いに役立つのだそうです。手作り酵素の本来のレシピの応用編ですが、我流でさらにシンプルな作り方をアレンジしてみました。


かんたんに説明します。


1。野に行き、野草を採取。種類は多いほどいい!


フキ、ヨモギ、エゾカンゾウ、イタドリ、ハコベ、タンポポ、クローバー、エゾニュウ、ユキザサ、コゴミ、ヨブスマソウ、ケカモノハシ、シャク、ゴマナ、ワサビ、エンレイソウ、オオウバユリ、ギシギシ、セリ、クレソン、ハマエンドウ、ヨメナ、シオデ、ツクシ、アザミ、クマザサ、ハンゴンソウ、菜の花、桜、カエデ、白樺(芽吹きの葉や花)、カキドオシ、スミレ、ヤマドリゼンマイ、エゾエンゴサク、クマザサ、オオバコ、クサソテツ、コンフリー、チシマザサ、チモシー、オーチャードグラス、などなどの若芽をいただきました。


2。清流に行き、野草を洗う。


水道水はカルキが入っているため、良い微生物が死滅してしまうので、川で洗います。


3。刻んで砂糖と混ぜる。


野草1キロに対して、1.1キロの白砂糖を混ぜ込みます。


本来のレシピでは発酵助成剤を入れることになっていますが、わたしはエコパラダイスパックやエコパラダイスペールという発酵を促進させる袋や容器で仕込みました。実に問題なく成功! さらにふつうの漬け物用桶でも作ってみましたが、やはり、問題なく成功! 容器は蓋をしないで新聞紙をかぶせておきます。発酵するので呼吸をさせてあげましょう。


4。毎日素手で混ぜる。


自分の皮膚常在菌を入れるのがポイントだそう。愛情込めて朝晩、混ぜます。本来のレシピでは一週間で絞りますが、気温が低めなので二週間置きました。


5。絞る。


二週間後、ザルに上げて、重しをして一晩置いて絞り、さらにガーゼで漉しました。瓶に入れて、やはり蓋をせず、キッチンペーパーを輪ゴムで止めて、保存します。

これでできあがり!


搾りかすはタオルに包んでお風呂に入れて、酵素風呂に。

生ゴミと混ぜるといい感じの肥料ができてます。


6。飲んでよし。塗ってよし。


☆原液をヨーグルトに入れて食べる。


☆原液をそのまま飲む。酵素だけを一日400cc飲む酵素断食があるそうです。一食を酵素だけにしても、いい体のデトックスになりそう。


☆湧き水で薄めて瓶詰めにしておくとサイダーになってびっくり! しゅわしゅわ美味しい炭酸飲料ができます!


☆野菜の農薬除去に酵素を垂らした水につけておく。お米を磨ぐ時にも酵素を垂らして少し置いておく。料理に砂糖代わりに使う。


☆酵素原液で顔パックや全身パック、頭皮マッサージするとかなり気持ちいい。


☆そして、一番驚くべきは酵素リンパマッサージ! 体内から疲労物質がどんどん出て来る、不思議な不思議な酵素の作用。酵素歴十数年の方にこのマッサージをしていただいて、このデトックス効果にびっくり仰天したことが、マイ酵素ブームの始まりでした。Hさんに感謝感謝です♪


これだけハマったのは、ピリカレに出会って以来です。

2010年6月6日日曜日

 
 

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